日本には世界が憧れる様々な武術がありますね。
空手、柔道、剣道、合気道、居合道などなど、
日本の文化を象徴させる一つとしてこの様な武術が継承され、
また、人気を集めてきました。
武術をしている男性のイメージは
・いざという時に守ってくれそう
・男らしく、たくましい
・体格がよさそう
・精神的に我慢強そう
など、女性にとって心強い男性のイメージがあるようです。
アクション映画などを見ていると、
技を次々に決める男性は本当にカッコいいですよね。
男性も女性もその華麗で男らしい姿に息を呑んでしまう程です。
ですが、武術をマスターすれば、
“喧嘩に勝てる”“女性にモテる”
この様な判断では、
武術の本当の魅力を追及することは出来ません。
このように、武術=格闘技
というイメージがある人は間違っているのです。
「武術=精神」そして、
「精神=自然・神」
であると私は思います。
私は直接武術と精通しているわけではありませんので、
大きな事を断言することはできませんが、
このような武術や日本舞踊などの、
日本の伝統文化を汲む芸術には全て
精神の鍛練が必要になります。
まず、武術も立派な芸術「アート」ということを頭に入れてください。
英語で武術はmartial arts と表現します。
武術がなぜアートと呼ばれるのか、
それには自然との密接な関わり合いがあるからだと思います。
人間が生み出したもの全ての芸術には、
自然の存在と、それに対しての恩恵があります。
そういった台地の中で、
神への感謝、自然と肉体との一体感を
「技」として、エネルギー「気」の根源として訓練されてきたのではないでしょうか。
武術から生まれたダンスも多様に存在しているのです。
私は、武術における格闘技としての性質は、
あくまでもボーナスだと考えています。
武術をしている男性が魅力的なのは、
その精神に「真の男らしさ」を持っているからだと思います。
内面や性格を磨いただけでは、培うことのできない
人間の真の深いところまで訓練された強さを持っているのです。
また、強さとは反対に女性に対しては、
とても優しく思いやりのある人であること。
そのギャップは女性心を掴んで離しません。
武術に精通するということは、
真の強さへの探求であると思います。
中途半端な気持ちで始められるものではありませんが、
女性にモテるという単純なものではなく、
ご自身の強さを構築する重要な機会になるかもしれません。