いきなり懐に入ってくるような人は、
時折警戒されてしまい、打ち解けることは難しくなってしまいます。
初めのイメージを払しょくするには相当な時間がかかるため、
できるだけマイナスになるようなイメージは避けたいものです。
では、どのような手順でやり取りをしていくのが、
心理的な負担を感じることなく好意に繋がるのでしょうか?
その一つの打開案が、ロー・ボール・テクニックを用いたやり取りです。
あまりなじみのないことばだと思いますが、
ロー・ボール・テクニックというのは段階的に要求をあげていく手法で、
販売業においてもこの手法が活かされています。
「本日100円セール実施!」という広告は、
誰しも「買いに行こう!」という気持ちがそそられます。
実際には全ての商品が100円になっていないのに、
結局は色々と買いすぎてしまうということは誰しも経験しているはずです。
ファーストフード店などで実施している「100円クーポン」などが、
まさにロー・ボール・テクニックを駆使した戦略です。
ビジネスへの汎用も行われている戦略は、
時として恋愛にも転用することができます。
はじめは小さなコミュニケーションであっても、
それを重ねていくことによって関係を深めることは可能です。
何気ない仕事のお願いから、食事へと発展。
同僚から恋愛対象に移行する場合には、
ロー・ボール・テクニックが自然と使われているケースも少なくありません。
職場結婚として結ばれるカップルが世界中にいるのは、
こうした心理が働いているからなのです。
人の心理を上手に動かすことができるようになれば、
モテる男として見てもらう機会が増加します。
そのコツを知っているのと知らないのとでは、
成果に大きな違いが出るのは明確です。
どのタイミングで段階をあげていくかの判断は経験が必要ですが、
まずは簡単なお願いをしつつ、
相手との距離を縮めていくことから始めるのがお勧め。
要求のステップアップを図るコツさえつかむことができれば、
ロー・ボール・テクニックを用いたモテる男の作り方がマスターできます。