数年前からのペットブームにより、
ペットを飼っている家庭が増えましたね。
子供もペットといっしょに育つ環境ができ、
大人になっても動物好きな人が多いように思います。
女性は、男性がペットを可愛がっている姿をみると、
その姿にその人が持つ、未来の父親像を重ねて見るのです。
動物に対して愛情をたっぷり注いでいる男性は、
自分のこどもに対しても、
こんな風にたくさんの愛情を注ぐようなイメージがあり、
女性の本能から、
「この人と一緒なら幸せになれるかも。」
と感じるのです。
動物を可愛がる男性からは、優しさが溢れ出ています。
その優しさは、「弱いものへの優しさ」であり、
その人自身の心の広さを汲み取ることができます。
自分のペットだけに愛情を注ぐのではなく、
道にいた野良猫や、怪我をした動物などにも心を向けることができる男性は、
真の動物好きであり、本当に心のある人です。
去年、赤羽で起きた、猫を生きたまま火で燃やしてしまうという事件。
残酷の極みであります。
なぜ、そんなような事ができるのでしょうか。
動物を愛する人には、理解できないばかりか、
怒りと、犠牲にされてしまった猫ちゃんの無念さで心が一杯です。
弱いものを愛せない人に、大切なものを守る力はありません。
弱いものを愛せない人に、本当の強さはありません。
私には、愛犬がいました。
可愛いラブラドールの女の子ですが去年亡くしてしまいました。
ある日、散歩をしに自然公園へ行ったのです。
車を止めてから20分ほど歩いたところで、
愛犬は呼吸困難を起こし、気絶してしましました。
電波のない場所で、電話もできないばかりか、
大型犬である愛犬を、
女性の私が車まで抱えて戻る事は不可能でした。
愛犬が苦しんでいる中、不安と恐怖心で心臓が破裂しそうな気持でした。
人通りのない中、
もう無理だと思い、隣に寄り添って撫で続けました。
そんな時、一人の男性が通りがかりました。
なんと彼は、30キロもある愛犬を背負って、
20分もの距離を、ひたすら歩いて車まで運んでくれたのです。
愛犬は、一命を取り留めました。
男性に名前をきいたのですが、素性を語らぬまま、去っていきました。
そんな男性の姿は、潔く、勇敢で優しい天使のようでした。
あなたは、困っている人を最後に助けたのはいつですか?
女性は、「守られたい」という強い意志から、
ヒーローに弱い生き物です。
ヒーローは、プリンセスを助ける王子様のような存在であり、
強く、たくましく、そして優しい「男らしさ」の象徴なのです。
ヒーローは、どんな時代でも女性を虜にしてきました。
あなたは、女性のヒーローになれますか?
何気ないことでも、それは天があなたを試している試練であるのです。
あなたは、常に誰かに見られているのですよ。
周りに美人さんがいなくても、
あなたは良い行動をすることができますか?
誰かに見せつけるためにする良い行動は、
いくら素晴らしくても、それでは偽物です。
心があってこそ、本物なのです。
その本物を見抜く力を女性たちは備えています。
見せかけは、すぐにバレてしまうものなのです。
弱いものに、やさしさを見せられる、
困っている人に手を差し伸べられる男性こそが、
女性を虜にするヒーローであるのです。