好きなタイプを聞かれて、「優しい人」と
同じくらい上位に入るのがこの「頼れる人」。
これはもう敢えて言わなくても、
本能的に女性が求めてしまうもの。
頼り甲斐のある男性。
特にこれ仕事の場だと顕著にわかりますよね。
以前の職場で尊敬する上司がいました。
体育会系、ともすればパワーハラスメントだったその職場。
そんな中で彼だけは、異色の存在でした。
例えば誰かが問題を起こしたとします。
他の先輩や上司は助けてくれないどころか、
クライアントの前でその誰かをこっぴどく叱る、のに対し、
彼は笑顔でやって来て、状況を把握し、解決し、去って行く。
な、なんて出来る男性なのだろう!
そしてなんて器の大きな男性なのだろう!
そんな彼でしたので、同僚は皆何かあれば彼を頼って相談し、
そして逆に彼に何かあれば皆が助けたいと思いました。
そう、彼がその職場にやって来るやいなや、
一躍人気者、頼れる上司になったのです。
ポイントはやはり、笑顔と器だと思います。
彼はどんな厄介で面倒な状況であっても、
笑顔で自分から進んで対応してくれました。
人の嫌がることを引き受ける。
これは男性のみならず女性にとっても課題です。
そしてこれが自然に快くできるようになると、
人として器がどーんと大きくなること請け合い!
さらにやはり笑顔でやって来るだけでなく、彼には
どんな状況もうまく解決する力量があったということ。
クライアント、スタッフ、誰の気持ちも害すことなく。
それは彼の、男としての、上司としての力量ですよね。
特にトラブル対応力に優れた男性は、
感情的になり易い女性の目から見ると、
とても魅力的に映ってしまうものです。
職場で頼れる男性なら、
きっと私生活でも頼れるだろうと、
簡単に想像がついてしまいますね。
何も、筋肉ムキムキのケンカに強そうな男性だけが
頼り甲斐のあるなし、に繋がるわけではないのです。
些細なことからでもいいので、始められることは周りに色々ありそうです。
困っている人がいればさっと救いの手を差し伸べる、
人が躊躇しているところへ颯爽とやって来て助ける、
そういう積み重ねが自分自身も強くするし、
周りへ与える印象にも違いが出てくるのではないでしょうか。
もう一度、女性は本能で頼りたい生き物なのですから。